Appleは(多くはベンダーや開発パートナーからのリークのせいで)意図するような秘密主義ではなくなっている。次のような発表が期待できる。
2016年10月に登場し、人気はあるものの不満も出ている「MacBook Pro」に、新しいプロセッサ搭載モデルのうわさが立っている。10月に発売したMacBook Proのスペックと驚異的な高価格を考えると、このうわさが本当なら、現行モデルの購入者は騒ぐかもしれない。
12インチのRetinaディスプレイ搭載「MacBook」は2016年4月からアップデートされていないので、そろそろ新モデルが出てもおかしくないはずだ。
Appleが数カ月前に円筒型「Mac Pro」の失敗を認めてから、さらなるニュースを期待してきた。急ぎすぎだろうか? そんなことはないだろう。
Macのラインアップについて言えば、「Mac mini」とRetinaディスプレイの「iMac」については「便りのないのはよい便り」とは全く言えない。これらが最後にアップデートされたのは2年以上前だ。新しいニュースはあるだろうか? これらについてはうわさはない。
うわさがあるのは、10.5インチの「iPad」だ。このうわさは最初、4月に浮上したが実現しなかった。12.9インチの「iPad Pro」の運命にも関心が集まっている。このモデルは2年近く販売されているが、1度もアップデートされていない。
うわさは結局すべてうわさでしかないが、最後は中でも可能性の低い「大穴予想」だ。運勢占いのようなものだ。
AR(拡張現実)とVR(仮想現実)は多くのテクノロジー企業にとっての娯楽だった。だが、Appleの最高経営責任者(CEO)Tim Cook氏が最近、ARへの関心について言及したことから、少なくとも開発者向けレベルで、具体的な何かが発表される可能性がある。
Appleは「Siri」の投入により、AI(人工知能)に取り組む最初の大企業の1つになったが、最近は競合、特にAmazonの「Alexa」シリーズに水をあけられている感がある。ついにAppleはSiriへのさらなるアクセスを開発者に許すだろうか? Siri以外のAI技術については? まもなく明らかになる。
Appleは、「Google Home」やAlexa搭載シリーズのような、「缶入りクラウド」(cloud-in-a-can)の流行に乗り遅れている。Siri搭載スマートスピーカのうわさがあるので、Appleが発表するかどうか見守ろう。「Apple TV」のSiriの機能を強化し、マイクとスピーカを追加するというのもあり得る。
Appleは数カ月前にiOS 10.2.1をリリースしたが、自動車版のiOSについては数年も音沙汰なしだ。そろそろ何かあるかもしれない。
車といえば、Appleが「iCar」を出すとしても、われわれに分かるのは、かなり先になるということだけだ。だが、万一「Apple Car」が出るとしたら、4枚羽のプロペラを付けて、空を飛べるようにしたらどうだろうかと想像する。名前の候補は「Apple iDrone 人輸送エディション」だ。
実際に何が起きるかを確かめるには、5日のWWDCの基調講演のライブストリーミングを視聴すればいい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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