Appleの開発者向け年次会議Worldwide Developers Conference(WWDC)を前に、同社が「Siri」搭載スピーカを発表するといううわさが広がっているが、この件についてさらに詳しい話が報じられた。
Bloombergの報道によると、Appleの音声制御スピーカはすでに製造段階に入っており、WWDCで発表される可能性があるという。ただし、このデバイスが発売されるのは2017年内のそれよりも遅い時期になるとのことだ。
Bloombergがこの件に詳しい情報筋の話として報じたところによると、このデバイスにはタッチスクリーンはないものの、バーチャルサラウンド技術が搭載されるという。Bloombergはこのデバイスが「HomeKit」のハブとしても利用でき、「Apple Music」に対応するとの見方を示している。さらに、Appleがこのデバイス用のサービスをサードパーティーに開発してもらう意向もあると伝えている。
Appleにとって、スマートスピーカは長く開発が待たれていた製品だ。スマートホームのプラットフォームであるHomeKitが発表されたのは、2014年のWWDCでのことだった。しかし、その後GoogleとAmazonが、それぞれ「Google Home」および「Amazon Echo」という音声制御スピーカを発表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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