クラブセガ秋葉原新館に新設するVRエリアの“歩いて撃つシューティング”を体感

佐藤和也 (編集部)2017年06月01日 09時00分
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 セガエンタテインメントは、同社が運営するアミューズメント施設「クラブセガ秋葉原新館」内に、VRアトラクションを楽しめる施設「SEGA VR AREA AKIHABARA」を開設する。

第1弾コンテンツ「MORTAL BLiTZ FOR WALKING ATTRACTION」を体験
第1弾コンテンツ「MORTAL BLiTZ FOR WALKING ATTRACTION」を体験

 この施設には、家庭では味わえないゲームセンターだからこそ体験できるVRコンテンツを厳選して導入していくという。当初5月31日からのオープンを予告していたが、機材の不具合により延期を発表。サービス開始時期については、決定次第改めて告知するとしている。

 オープン時の第1弾アトラクションとして、シューティングゲーム「MORTAL BLiTZ FOR WALKING ATTRACTION」を導入。これは韓国のスコネックが開発したFPS(ファーストパーソンシューティング)VRウォーキングアトラクション。プレーヤーは兵士となって、襲い掛かるモンスターたちを銃で撃っていく内容。ケーブルレスであり、ゲーム中では体ごと後ろを振り向いたり、プレイエリアの範囲内では自分の足で自由に歩けるのが特徴。プレイ時間は8~15分程度で、プレイ料金は1500円。

MORTAL BLiTZ FOR WALKING ATTRACTIONのスクリーンショット
MORTAL BLiTZ FOR WALKING ATTRACTIONのスクリーンショット
(C)SEGA (C) SKONEC Entertainment Co., Ltd. All rights reserved.

 プレイ前にバックパックPCを背負い、それと接続されたヘッドマウントディスプレイ(HMD)とヘッドホンを装着。またグローブも付け、専用のガンコントローラを持って戦場に赴く。HMDやグローブなどにはマーカが取り付けられており、天井のセンサによって位置を感知し、ゲームに反映させる。

  • クラブセガ秋葉原新館の6階にあるプレイスペース。床の青い部分がプレイエリアで、広さは5メートル×7メートル

  • スタッフ(アテンド中は上官)の指示に従って機器を装着

  • 銃やグローブ、HMDには位置を感知するマーカがつけられている

 基本的には1人プレイで、ガイドの案内に沿ってVR空間内を歩き、出現するモンスターを撃退して進んでいくという流れ。銃は連射が可能で、弾切れやリロード操作はない。四方八方から迫ってくるモンスターのなかには飛び回るものもいれば、火を放って攻撃してくるものもあり、それを銃で撃ち落としたり避けたりしていく。プレイ後には内容に応じたスコアが表示され、攻略的な要素もある。

 筆者も実際に体験したが高い没入感があると感じた。映し出される映像がきれいと思えるほどだということもあってか臨場感が高い。それだけモンスターの表現にもリアリティがあり、突然現れて間近に迫ってきたときは声を出してのけぞったほど。銃を撃つときの振動もあわさって、“戦っている感”を存分に味わえた。

 進行ルートは限られているものの、自分の足で歩いて進むということ自体も、没入感を深めている。また単に銃を撃つだけではなく、ホバーに乗って移動したり、エレベーターに乗るというシーンもあるのだが、現実ではその場で立っているだけなのに、移動している感覚を覚えるほど。またVR空間内のタッチパネルに自分の手で触れて反応させるといった場面もあるが、それによって自分がVR空間内にいるという感覚をより深めているようにも思えた。

VR空間内では、タッチパネルに触っている
VR空間内では、タッチパネルに触っている

 さらに、高所にある細いブリッジを渡るというシーンもあるのだが、実際に見ると板のようなものが1枚置かれているだけだどわかっているにもかかわらず、足がすくむ感覚があった。プレイスペースは5メートル×7メートルとなっているが、より広い空間を移動した気分になり、プレイが終わって機器を外したときには、10分程度とは思えないような疲労感が出てくるほど。それだけの体験が味わえると思った次第だ。

VR空間内ではブリッジを渡るシーン。現実では高さはないが、VR空間内では高所を歩いている
VR空間内ではブリッジを渡るシーン。現実では高さはないが、VR空間内では高所を歩いている
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