Googleは5月29日、Androidスマートフォン向けに会話型AI「Google アシスタント」の日本語版について発表している。
今後au HOMEとGoogle アシスタントも連携していくと発表した。KDDIとGoogleは2006年5月、auのインターネットサービス「EZweb」にGoogleの検索エンジンを採用することで提携していた経緯がある。
GoogleでGoogle アシスタントプロダクトマネージメントディレクターを務めるSteve Cheng氏がスペシャルゲストとして登壇。「KDDIはモバイル検索で11年前から組んできた重要なパートナー。au HOMEの未来とGoogle アシスタント機能をもっと便利にするアイデアにわくわくしている。われわれはauと同じようなビジョンと考え方でGoogle アシスタントをつくっている。ユーザーのしたいこと、やりたいことに応えるパーソナルアシスタントであることを大事にしている」と語った。
またGoogle アシスタント向けにアクションを作成できるプラットフォーム「Actions on Google」について「au HOMEのような便利なサービスと連携できるようになる。現在は英語のみだが、日本語をはじめとする多言語に対応予定」(Cheng氏)とコメントした。
田中氏は、「ちょうど11年前だからそんなに昔ではないが、当時はテキスト。Google アシスタントは音声で、時代を感じる。au Homeを前に進める上で音声はキーになると思っている。その中でGoogle アシスタントは、われわれがやりたいことと一緒になることで、大化けするのではないか。クラウドと連携することで新たな価値を提供できるのではないか。この世界をGoogleと一緒に広げて行きたい」と語った。
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