ASUSは台湾で開催されるComputexに合わせて現地時間5月29日午後、新しい「ZenBook」3機種と「VivoBook」2機種を発表した。
最初に登場したのは「ZenBook Flip S」。会長のJonney Shih氏によるいつもの大胆な演説によると、世界最薄のコンバーチブルPCだという。ZenBook Flip Sは厚さ10.9mmで、Intelの第7世代の「Core i5」または「Core i7」プロセッサ、1テラバイトのSSDストレージ、16GバイトのLPDDR3メモリを搭載し、希望小売価格は1100ドルから。3840×2160ピクセルのパネルに対してスタイラスもサポートされている。
またShih氏はノートPCとして、「ZenBook 3 Deluxe」とそれよりも高性能の「ZenBook Pro」を発表した。
Deluxeは14インチ端末で、Core i5またはi7が選択可能。最大構成の場合で16Gバイト、2133MHzのLPDDR3メモリと1テラバイトのストレージを装備する。2つのThunderbolt 3ポートを備え、ディスプレイはCorningの「Gorilla Glass 5」で覆われている。
ZenBook Proは、15.6インチのUHDパネルを装備し、 NVIDIAの「GeForce GTX 1050 Ti」GPUと、Core i5またはi7 H-seriesのCPUを搭載する。バッテリ持続時間は最大14時間とされており、1テラバイトのSSDストレージ、16GバイトのDDR4メモリ、2つのThunderbolt 3ポートを備える。
価格はDeluxeで1200ドルから、Proは1300ドルから。
また、それよりもローエンドのノートPCとして2機種のVivoBookが発表された。1テラバイトのSSDストレージの代わりに、2テラバイトの磁気ハードドライブと512GバイトのSSDドライブが装備されている。
500ドルの「VivoBook S15」は、NVIDIAの「GeForce 940MX」GPU、Intel Core i3/i5/i7のいずれかのCPU、最大16GバイトのDDR4メモリを搭載する。
「VivoBook Pro 15」には、Core i5またはi7 HシリーズのCPUと、NVIDIAの「GeForce GTX 1050」GPUが搭載されている。15インチの同端末は「ASUS Pen」もサポートし、Intelのメモリ技術「Optane」を採用する。VivoBook Pro 15の価格は800ドルから。
またASUSは、プレゼンテーションでは触れなかったものの、「Snapdragon 821」プロセッサと8Gバイトのメモリを搭載する新型「ZenFone AR」(ZS571)という5.7インチの「Tango」対応スマートフォンも発表した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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