UPQは5月25日、2016年9月にSIMフリースマートフォン「UPQ Phone A01X」で起きたバッテリ充電中の過熱・焼損事故を受けて、充電制御を改善したファームウェアの配布を順次開始したと発表した。
消費者庁および経済産業省の指導のもと第三者機関を通して解析を実施した結果、バッテリおよび充電制御に原因があると特定したという。
新ファームウェアでは、現行のファームウェアの問題点である充電時のバッテリへの負荷を改善し、緩やかに充電されるよう修正しているという。
UPQ Phone A01Xを現行ファームウェアのまま使った場合、加熱し焼損に至る恐れがあるとし、利用中のユーザーはファームウェアアップデートを必ず実施するよう呼びかけている。
アップデートは、設定アプリから「端末情報」-「ワイヤレスアップデート」から確認できる。なお、アップデートにはインターネット接続が必要で、UPQはWi-Fi接続で実施することを推奨している。
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