Appleは、急成長するアプリ業界で働くことに関心を抱く高校生やコミュニティカレッジの学生を対象とした、無料のアプリ開発カリキュラムを作成した。
「App Development with Swift」と呼ばれるこのカリキュラムは、Appleのエンジニアや教育者が開発した1年間の講座で、同社が開発した人気プログラミング言語「Swift」を使ったアプリ開発について受講者に教える内容となっている。実用的なアプリのプログラミングや設計の方法を指導し、ソフトウェア開発や情報技術の重要な職業技能が身につく学習課程だ。
Appleはこのカリキュラムによって、テクノロジーが仕事や私生活の隅々に浸透する21世紀にますます必要性が高まると思われるプログラミング技能を、人々に身につけてもらいたいと考えている。
Appleの最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏は、次のように述べている。「プログラミングが個人や米国経済全体に与える影響をじかに目にしてきた。アプリ業界とソフトウェア開発は、米国で最も成長著しい職業部門の1つだ」
米国の6つのコミュニティカレッジが、2017年秋にカリキュラムの提供を開始する。一部のキャンパスは、メンタリングやインターンシップで生徒と地元企業を結びつける役割も担う。
カリキュラムは、Appleの「iBooks Store」から無料でダウンロードできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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