ソニーは米国時間5月11日に、6月1日付でソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)の会長兼CEOに、Anthony Vinciquerra(アンソニー・ヴィンシクエラ)氏が就任すると発表した。
Vinciquerra氏は、1月に今春での退任を発表したマイケル・リントン氏の後任。SPEの本社部門、映画製作部門、テレビ制作部門、メディアネットワーク部門を含むSPE全体を統括する。
CBSテレビやハースト・コーポレーションの放送部門で要職を歴任した後、2001年にニューズコーポレーションの最大部門であるフォックスネットワークグループのプレジデントに就任。2002年にCEO、2008~2011年までは会長兼CEOを務めた。
現在はテキサス・パシフィック・グループのテクノロジ、メディア、テレコム部門のシニアアドバイザーとして、メディアにおける新しい技術やそれらが映画やテレビコンテンツの流通と視聴へ与える影響なども踏まえた資本政策や成長分野などへの投資を担当している。
ソニーの代表執行役社長兼CEOの平井一夫氏は、Vinciquerra氏の就任について「大規模で複雑なメディア及びエンタテインメント業界において成長を牽引してきた豊富な経験をもつ、成果重視型のリーダー。経営手腕、クリエーターとのコラボレーション力、新たなメディアテクノロジに関する専門知識は、SPEがこれまで取り組んできた収益改善策を確固たるものとし、今後のSPEを牽引していくために最適な選択」とコメントしている。
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