Microsoft Tech Communityサイトで、5月上旬に行われたオンラインインベント「Windows as a Service AMA」(Windows as a Serviceに関するどんな質問でも受け付けるイベント)で、Microsoftが計画している「Windows as a Service」のアップデート戦略の変更について、いくつかの追加情報が明らかになった。
Microsoftの担当者はこれまでにも、将来「Windows 10」と「Office」のアップデート戦略を統一しようとしていることをほのめかしてきた。今回の質疑応答で、同社はタイミングだけでなく、機能アップデートの命名方法についても統一する予定であることが明らかになった。
Microsoftが現在使用している「Current Branch」という用語は、「Semi-Annual Channel(Pilot)」に変更される。同様に、通常Current Branchから4カ月後にリリースされる、「Current Branch for Business」は、今後数カ月の間に「Semi Annual Channel(Broad)」という名称に変わる。
Microsoftのサポートサイトに掲載されている記事を参照すれば分かるとおり、これらは、2017年9月以降に「Office ProPlus」のアップデートに使用される名称と同じものだ。
Office ProPlusの「Current Channel」(日本語では「最新機能提供チャネル」)は、9月以降「Semi-annual Channel(Pilot)」に変更され、「First Release for Deferred Channel」(日本語では「段階的提供チャネルの最初のリリース」)も「Semi-annual Channel(Broad)」に変わる。
今回開催されたAMAでは、「Long Term Servicing Branch」(LTSB)の次期ビルドが2019年までリリースされないことも明らかになった(Computerworldの指摘に感謝する)。
現在、Windows 10の最新のLTSBは、2016年8月にリリースされた「Anniversary Update」だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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