企業の最高経営責任者(CEO)たちよ、気をつけろ。あなたたちの仕事は、30年後にはなくなっているかもしれない。そう話すのは、中国Eコマース大手Alibaba(アリババ)の共同創設者で会長のJack Ma氏だ。
The Guardianの報道によると、Ma氏は中国の鄭州で開催のアントレプレナーシップカンファレンスで講演し、次のように述べた。人工知能(AI)は、人間よりも理性的に計算や判断ができるようになるだけでなく、人間と違って感情に影響されることもないという。
さらに、AIに仕事を奪われることが原因で社会的な衝突が発生し、高齢の労働者が少なくなった仕事を求めて争うようになるので、「幸せよりも多くの苦しみ」が引き起こされるとMa氏は警告した。
AIの危険性について、テクノロジ専門家が警告するのは、Ma氏が初めてではない。TeslaのElon Musk氏や著名な物理学者のStephen Hawking氏もAIの危険性を訴えている。Musk氏は、AI研究が暴走して人類を抹殺してしまうのを防ぐために、基金まで設立した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」