現在のスマートフォンが高機能かつ多機能になったためか、AppleはスマートフォンをノートPCとして活用するための特許を出願中だ。また、以前クラウドファンディングサービス「Kickstarter」には、AndroidスマートフォンをノートPC化するデバイス「Superbook」が登場した。
今回は、さらに汎用性があり、Androidスマートフォンだけでなく、「Windows 10 Mobile」デバイスと「Raspberry Pi」ボードもノートPC化できる「Mirabook」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
Mirabookは、13.3インチのFull HD対応LCD、フルキーボード、マルチタッチ対応トラックパッドなどを備え、ノートPCにしか見えないデバイス。ただし、単体では作動せず、Androidスマートフォンや「Microsoft Continuum」対応スマートフォン、スティック型PC、Raspberry Piを内蔵USBケーブルでつなぐと機能する。
スマートフォンで使い慣れたアプリを大きな画面に表示し、スマートフォン内のストレージに保存したデータを使って作業できる。そのため、PCとのデータ同期が必要ない、シームレスな環境が作れる。
充電用のUSB Type Cポートに加え、HDMIポート、2つのUSB Type Aポートを備える。SDカードスロット、イヤホンジャック、スピーカも搭載している。
大きな容量のバッテリを採用し、スマートフォンを充電しながら最大24時間の使用が可能という。サイズは320×220×15mm、重さは1kg。
Indiegogoでの目標金額は5万ドル。記事執筆時点(日本時間4月18日17時)で約2万1000ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと1カ月ある。
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