ハイエンドプロセッサ市場は誇れる性能にあふれているが、数量が大きいのはやはりメインストリーム市場だ。そして、AMDは新しい「Ryzen 5」プロセッサでメインストリーム市場に照準を合わせている。
Ryzen 5はAMDの新しいメインストリーム向けプロセッサだ。「Ryzen」シリーズには、既に発売済みのハイエンドの「Ryzen 7」チップや、2017年後半に発売予定の低価格の「Ryzen 3」チップも含まれる。
米国時間4月11日、AMDは249ドルで6コア/12スレッドの「Ryzen 5 1600X」から169ドルで4コア/8スレッドの「Ryzen 5 1400」まで、4種類のRyzen 5チップを発売した。なお、日本国内では「Ryzen 5 1500X」とRyzen 5 1400の発売が4月15日に延期されている。
全てのRyzenチップは、オーバークロックを可能にする倍率アンロックに対応している(ただし、この機能を実行してチップが故障しても、AMDの保証は適用されない)。
AMDのRyzenチップのコア部分にあるのは、AMDの「SenseMI」テクノロジだ。SenseMIはセンシング、適応、および学習技術をRyzenチップに組み込むもの。これにより、1クロックあたりに実行可能な命令数(IPC)が40%以上増加している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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