すでにそうなっている気がしていたが、インターネットに利用されるOSのシェアにおいて、このほどGoogleの「Android」がMicrosoftの「Windows」を抜き、初の首位に立ったという。
ウェブ解析企業StatCounterが4月3日付けでリリースした集計データで明らかにした。デスクトップPCとモバイル機器を合わせたインターネット利用において、もはやMicrosoftが支配的なOSを所有していると言えなくなったことは、「テクノロジの歴史における記念碑的な出来事であり、1つの時代の終わりを意味する」とStatCounterはリリースの中で述べている。
またAndroidはモバイルOSであることから、このニュースは人々の生活にモバイル端末が浸透していることを改めて示すものでもある。StatCounterのデータによると、Androidは3月に世界のOS別インターネット利用で37.93%を占め、Windowsのシェア(37.91%)を初めてわずかに上回った。これまでの推移を示すグラフを見ると、Windowsが2012年に82%だったシェアをその後の5年間で減らし続けているのと対照的に、Androidは2012年に2.2%だったシェアを着実に増やしている。
StatCounterの最高経営責任者(CEO)を務めるAodhan Cullen氏は、Androidが「大躍進」を遂げた要因について、世界でスマートフォンの利用が拡大し、インターネットにアクセスする人が増えたことだけでなく、従来のPCの販売が減少している点を挙げている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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