ピクセラは3月29日、LTE対応USBドングル「PIX-MT100」に、「ポートフォワーディング」機能や「Chrome OS」対応などを追加したファームウェアを、4月5日に公開すると発表した。
ファームウェアの公開後、LTE回線の接続が可能な環境でPIX-MT100の電源を投入すれば、最長60分以内にファームウェアの更新が自動的に完了する。
PIX-MT100は、USBアダプタを用いてコンセントにつなぐだけで、スマートフォンやタブレットなど、複数の端末でWi-Fi通信が可能。SIMカードをセットしてPCにUSB接続し、PCでLTE通信しながら無線LANアクセスポイントとして利用したり、車のシガーソケットに接続して、移動中の車内でWi-Fi環境を利用したりできる。
今回、WAN側からの特定アドレスやポートへのアクセスを、LAN内の特定の端末に転送するポートフォワーディング機能を追加。自宅のネットワークカメラの映像を、外出先から視聴することもできる。Chrome OSにも対応し、Chrome端末でPIX-MT100の使用も可能だ。
さらに、MACアドレスを指定して、LAN内の端末に固定のIPアドレスを付与する「固定IP付与」や、WAN側からのアクセスをLAN内の特定の端末に転送する「DMZホスティング」機能を追加。PIX-MT100を利用して、インターネットへのサーバ公開などが可能となる。
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