Appleは米国時間3月27日、「iOS 10.3」を「iPhone」「iPad」「iPod touch」向けにリリースした。「Find My AirPods」(AirPodsを探す)など注目の機能に加えて、一般的な修正が加えられている。
Find My AirPodsは、「Find My iPhone」(iPhoneを探す)アプリに含まれる機能で、ワイヤレスヘッドホンのAirPodsを探す際に役立つ。
iOS 10.3では、「HFS+」に代わって新しいファイルシステム「Apple File System」(APFS)が導入されており、これによってAppleは、64ビットのみに対応するアプリとより強力な暗号化を進め始める可能性もある。
一般的な修正とアップデートとしては、新しいアプリ遷移によってアプリの起動と終了の速さが少し変更されている。また、「設定」アプリに「Apple ID」プロフィールセクションが新しく追加されてアカウントに簡単にアクセスできるようになり、「iCloud」設定に新しい機能が追加されてクラウドストレージの使用状況が確認できるようになっている。
またiOS 10.3では初めて、開発者がApp Storeのレビュー結果に返答できるようになった。
同アップデートは、OTAまたは「iTunes」を介してすべての「iOS 10」ユーザーを対象に無料でダウンロード提供されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」