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前輪交換で自転車を電動化するホイール「UrbanX」--スリムで軽快さはそのまま

 前輪の交換だけで自転車を簡単に電動アシスト化できる「GeoOrbital Wheel」を以前紹介した。とても便利な製品なのだが、かなり厳つい(いかつい)デザインであるため、見た目で自転車の軽快感を損なってしまう。

 そこで、同じコンセプトだが、スリムで自転車らしさを失わせない電動化ホイール「UrbanX」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。

(出典:Kickstarter)
スリムで自転車らしさを失わせない電動化ホイール(出典:Kickstarter)

 UrbanXは、自転車の前輪と交換して取り付ける電動ホイール。「UrbanX Eco」と「UrbanX Booster」の2モデル用意されており、それぞれの走行スペックなどは以下のとおり。

【UrbanX Eco】

  • 出力:240w
  • 最高速度:時速25km
  • 最大走行距離:50km
  • 重さ:7kg

【UrbanX Booster】

  • 出力:350w
  • 最高速度:時速33km
  • 最大走行距離:50km
  • 重さ:7kg
(出典:Kickstarter)
前輪を交換して取り付ける(出典:Kickstarter)

 ペダルをこがずに進める完全な電動走行モードのほか、ペダルの踏み方に応じてモーターが力を加えるアシストモードと、モーターをまったく使わない自転車モードが選べる。アシストモードは、強さを3段階に調整可能。さまざまな設定は、Bluetooth連携させたスマートフォンのアプリでできる。

アクセルをひねってスタート(出典:Kickstarter) アクセルをひねってスタート(出典:Kickstarter)
(出典:Kickstarter)
さまざまな設定はアプリで(出典:Kickstarter)

 バッテリは、ワンタッチで交換可能。予備のバッテリを持っていれば、その分走行距離が長くなる。

バッテリ交換はワンタッチ(出典:Kickstarter) バッテリ交換はワンタッチ(出典:Kickstarter)

 対応サイズは、24インチ、26インチ、27.5インチ、29インチ、650C、700Cの6種類。これで、一般的な自転車の99%をカバーできるという。

いろいろな自転車に装着可能(出典:Kickstarter) いろいろな自転車に装着可能(出典:Kickstarter)

 Kickstarterでの支援受付期間は日本時間4月25日まで。記事執筆時点(日本時間3月24日17時)でキャンペーン期間は31日残っているが、すでに目標金額5万ドルの4倍を上回る約21万4000ドルの資金を集めている。


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