前輪の交換だけで自転車を簡単に電動アシスト化できる「GeoOrbital Wheel」を以前紹介した。とても便利な製品なのだが、かなり厳つい(いかつい)デザインであるため、見た目で自転車の軽快感を損なってしまう。
そこで、同じコンセプトだが、スリムで自転車らしさを失わせない電動化ホイール「UrbanX」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
UrbanXは、自転車の前輪と交換して取り付ける電動ホイール。「UrbanX Eco」と「UrbanX Booster」の2モデル用意されており、それぞれの走行スペックなどは以下のとおり。
ペダルをこがずに進める完全な電動走行モードのほか、ペダルの踏み方に応じてモーターが力を加えるアシストモードと、モーターをまったく使わない自転車モードが選べる。アシストモードは、強さを3段階に調整可能。さまざまな設定は、Bluetooth連携させたスマートフォンのアプリでできる。
バッテリは、ワンタッチで交換可能。予備のバッテリを持っていれば、その分走行距離が長くなる。
対応サイズは、24インチ、26インチ、27.5インチ、29インチ、650C、700Cの6種類。これで、一般的な自転車の99%をカバーできるという。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間4月25日まで。記事執筆時点(日本時間3月24日17時)でキャンペーン期間は31日残っているが、すでに目標金額5万ドルの4倍を上回る約21万4000ドルの資金を集めている。
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