毎月、月末になるとデータ使用量が上限に近づいて、スマートフォンの使用を控えなければならなくなるような生き方は惨めだ。それよりも、データを大量に消費するアプリがそもそも過剰な量のデータを使用しないように対策を講じた方がいい。
通常、最も多くのデータを使用するアプリは、ユーザーが最も頻繁に使用するアプリである。多くのユーザーにとって、それはFacebookやInstagram、Netflix、Snapchat、Spotify、Twitter、YouTubeだろう。これらのアプリのいずれかを日常的に使用している人は、設定を変更して、データ使用量を削減しよう。
「iPhone」では、「設定」「モバイルデータ通信」と進んで、使用する各アプリのデータ使用量をチェックすることができる。アルファベット順に並んだリストの各アプリの名前の下に表示される小さな数字が、そのアプリの使用したデータ量だ。一番下までスクロールすれば、このデータ使用量の計測がいつ開始されたのかを確認できる。開始時期は、ユーザーがiPhoneを最初にアクティベートしたときか、問題のアプリをインストールしたときである可能性が高い。リストの下部で「統計情報のリセット」ボタンをタップすると、計測を新たにやり直すことができる。毎月または課金サイクルの初めに統計情報をリセットした後、30日後に再び確認するリマインダーを設定しておけば、この機能は役立つかもしれない。
このデータ使用量リストでは、あらゆるアプリのモバイルデータ通信をオフにすることもできるが、ユーザーはWi-Fiネットワークにアクセスできない場所でもすべてのアプリに自由にアクセスしたいだろうから、データ使用量を削減する方法について、もっといいアイデアを紹介しよう。筆者は以下のヒントを説明するためにiPhoneを使用したが、「Android」スマートフォンでも同様のオプションを利用できる。
Facebookを5分おきにチェックしていればデータプランの使用量に影響するのは間違いないが、動画の自動再生がオンの状態でFacebookを5分おきにチェックしていると、さらに大量のデータを使用してしまう。幸い、動画の自動再生をWi-Fi接続時のみに限定するか、完全に無効化することができるようになっている。その方法は以下の通りだ。
Twitterを1日に何時間も使うような人は、自動再生動画の設定を変える必要がある。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」