プログラミング不要で簡単にアプリを開発できるツール「Yappli」を運営するファストメディアは3月21日、千葉銀行が提供する「ちばぎんアプリ」において、銀行APIを利用した口座照会機能の開発を支援したと発表した。同社によれば、自社アプリ開発のクラウドサービスを活用した銀行API連携は、FinTech業界初だという。
ちばぎんアプリは、2016年6月に提供が開始されたスマートフォンアプリ。新たに口座照会機能が追加されたことで、千葉銀行に口座を持つ個人の利用者は、アプリから4桁のパスコードを入力するだけで、いつでも残高・入出金明細を確認できるようになる。
ファストメディアでは、大手都市銀行からAmazon Web Services(AWS)の採用が始まっており、FinTech業界においてクラウドサービスの活用が加速すると予想。今後もさまざまな銀行APIと連携し、アプリ開発を支援したいとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」