東芝ソリューションは2月6日、ゆうちょ銀行のATM利用者を対象とした、テレビ電話システムによる操作サポートの実証実験を開始したと発表した。期間は、1月12日~2月28日(予定)。場所は、東京都内の2郵便局(日本橋南郵便局/西新橋郵便局)。
郵便局のATMブースにテレビ電話システムを設置し、ATMの利用者と応対センターをテレビ電話システムでつなぐことで、オペレーターの音声とテレビ電話画面でATM操作のサポートが受けられるようになるというもの。
実験で使用するテレビ電話システムでは、米国Vidyoのテレビ会議プラットフォームと、同社のコミュニケーションAI「RECAIUS(リカイアス)」を連携させることで、ATMやテレビ電話システムの利用者とオペレーターとの会話ややりとりなどのデータを分析。今後のサービスの改善や新たな窓口サービスへの検討などに役立てるとしている。
Vidyoのソフトウエア・プラットフォームとAPIは、世界の銀行上位25行中6行を含む400以上の金融機関、業界をリードする医療機関・流通業・製造業や、教育機関や米国国防省、国防情報システム局(DISA)を含む企業顧客、サービスプロバイダ、エコシステムのパートナー企業などに広く採用されているという。
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