サイバーエージェント・クラウドファンディングは1月23日、同社が運営するクラウドファンディングサービス「Makuake」において、常陽銀行と地域企業のクラウドファンディング活用支援に関する業務提携を発表した。
Makuakeと常陽銀行が連携し、茨城県を中心とした関東圏の地域企業の新規事業などのチャレンジをクラウドファンディングで支援する。地域企業は、Makuakeを活用することで、資金調達をしながらファンの獲得やプロモーション、マーケティングが可能になるとしている。
また、今回の提携にあわせて常陽銀行では、クラウドファンディング調達実績にあわせて融資額を決定する「協調融資制度」を新設した。常陽銀行の紹介でMakuakeを実施した企業に対して、クラウドファンディングでの資金調達額(100万円以上・500万円以下に限り、最高融資額は500万円)と同額を、クラウドファンディング終了後に融資可能とするものだ。
協調融資制度は国内の金融機関で初めて施行される制度。この制度により常陽銀行は、企業に対する一般消費者の反応に根ざした融資が可能となるとしている。また両社は今後も、茨城県の地域企業においてMakuakeの活用を促進していくという。
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