Googleは米国時間3月9日、55インチのインタラクティブホワイトボード「Google Jamboard」を5月に4999ドルで発売すると発表した。
Googleは、Jamboardを6000ドル未満で提供するという当初の約束を守ることになる。55インチの4K対応タッチディスプレイは、「ホワイトボードをクラウドに移行する」Googleの取り組みを示すものだ。
このインタラクティブディスプレイを利用すると、会議中のコラボレーションが改善され、参加者は自分のモバイルデバイスからJamboardに書き込みができる。
ソフトウェアについて見ると、JamboardはGoogleの「G Suite」を搭載するので、ユーザーは「Docs」「Sheets」「Slides」のほか、「Google Drive」に保存している写真をJamboardに直接表示できる。
Jamboardは、55インチの「Microsoft Surface Hub」と直接競合する。Surface Hubは最低価格が8999ドルで、2016年3月に出荷が開始された。
Jamboardの全仕様は次の通りだ。
4999ドルというJamboardの価格には、スタイラスペン2本とイレーザー1個が含まれる。さらに管理手数料が年間600ドルかかるが、Googleは壁への取り付けを無料で行うという。なお、Jamboardが米国以外で発売されるかどうかは不明だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」