24時間後に自動的に消えるソーシャルメディアコンテンツが人気だ。Facebookもこれを見過ごすわけにはいかないようだ。
Facebookは米国時間3月9日、ユーザーがその日の出来事を伝えることのできる新機能「Messenger Day」を、スタンドアロンの「Messenger」アプリに追加した。
Messenger Dayでは、1回のスワイプ操作で簡単にスマートフォンのカメラにアクセスし、その瞬間の自分の状況を写真や動画に収めることができる。さらに、多数のステッカーやエフェクトから好きなものを選択して、写真を装飾することができる。作成した写真や動画を特定の人やグループに送信したり、Messengerのホーム画面上部に表示されるストーリーに追加したりすることが可能だ。
ユーザーは自分のストーリーの公開対象を調整できる。全員に共有する、あるいは特定の知人や家族を選択するといったことが可能だ。動画や写真は24時間後に自動的に消える。
Messenger Dayは、Facebookがこの数年間で追加してきた他の多くの機能と同様に、急成長を遂げる新興企業Snapchatが提供する機能に似ている。Facebookは以前、Snapchatを買収しようとしたが実現に至らなかった。
2016年にはFacebook傘下のInstagramが、「Stories」機能を追加している。
Facebookは、「ユーザーが今共有する方法は、5年前や10年前とは異なる」と同社の戦略を説明する声明に記している。「コミュニケーションはかつてないほど視覚的になっており、人々は1日中軽量で簡単に共有できる手段を求めている」(Facebook)
Facebookは、「iOS」と「Android」向けにMessenger Dayをロールアウトしていると述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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