Oculusの共同創業者であるNate Mitchell氏は、TechCrunchとのインタビューの中で、今後数カ月間はAppleのコンピュータをサポートする計画がないことを明らかにした。「MacBook Pro」を日常的に使用しているというMitchell氏は、「Mac」への対応は「私が非常に大切だと思っていること」だとしつつ、良質なエクスペリエンスを実現するには多くのリソースが必要だと述べた。
米国時間3月1日に公開された記事の中でMitchell氏は、「Riftで『OS X』(『macOS』)をサポートしたいとは思っている。今後6カ月間のロードマップに現時点で組み込まれていない項目だとも言える」と述べている。「これについては、再考を重ねるつもりだ。われわれにとって真の課題は、その分野にどれだけ投資するかということだ。適切に、素晴らしいエクスペリエンスを実現するには、多くの時間とエネルギーを要するためだ」(Mitchell氏)
Oculusにコメントを求めたが、回答を得られていない。
初期のOculus開発キットは、一部のApple製コンピュータをサポートしていたという。しかしRiftヘッドセットのコンシューマー版はMacに対応していない。HTCの「Vive」ヘッドセットもMacをサポートしていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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