Waymo(グーグルから独立した自動運転技術を専門とする新会社)の提起した訴訟によると、Uberは自社の自動運転車への取り組みを補強するため、企業秘密を盗んだという。サンフランシスコの連邦裁判所に提出された訴状には、Uberが独自の自動運転車技術構築のために買収したOttomotoとOtto Truckingの名前も出てくる。
訴状によると、Ottoの創業者であるAnthony Levandowski氏はGoogleで働いていた頃、自動運転技術の研究に関する1万4000件のファイルをダウンロードしたという。
WaymoはMediumに掲載した声明で以下のように述べている。「当社の親会社であるAlphabetは多くの分野でUberと長く協業してきたが、当社の技術が盗まれたという圧倒的な事実を考慮すると、当社はこの独自技術に関する投資と開発を守らざるを得ない」
Waymoは訴状の中で、LiDAR(自動運転車の研究で、自動車の周囲にある物体を検知するのに使われるレーザーアレイ)に関連する企業秘密が盗まれたと明記している。
訴状によると、Googleのエンジニアによって開発されたものと全く同じ回路図を含むベンダーの電子メールが手違いでWaymoに送信されたことで、Waymoは企業秘密が盗まれたことに気づいたという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス