Appleは、次の「iPhone 8」で低容量版を廃止するかもしれない。つまり最小ストレージ容量は64Gバイトになる可能性があると、市場調査会社TrendForceが伝えている。
最小ストレージ容量が引き上げられるのは初めてではない。「iPhone 7」が発売されたときに16Gバイト版が廃止され、最小ストレージ容量は32Gバイトになった。それと同様にiPhone 8でも、32Gバイト版が廃止されて最小ストレージ容量は64Gバイトになる可能性がある。大容量版の方のiPhone 8には、256Gバイトの写真、動画、アプリが保存できるとされている。
これによって、次期「iPhone」の価格体系にも変化が生じる可能性がある。256Gバイト版のiPhone 7が既に849ドルなので、最高機種のiPhone 8は、有機ELディスプレイなどの新技術の搭載もあり、1000ドルを超えるのではないかとうわさされている。最小ストレージ容量が32Gバイトから64Gバイトに引き上げられれば、iPhone 8の最低価格も引き上げられ、購入を諦めるユーザーも出てくる可能性がある。
4.7インチの「iPhone 7S」と5.5インチの「iPhone 7S Plus」は最大ストレージ容量が256Gバイトになると考えられているが、前出の記事には正確なストレージ容量は記載されていない。ただし同記事には、iPhone 7Sは他のスマートフォンブランドと競争できるように、より手頃な価格になると記されている。つまり、コストを引き下げるために低容量版が提供される可能性がある。
TrendForceの記事はさらに、次のうわさを伝えている。
iPhone 8 に関するこれまでのうわさについては、「10周年を迎える『iPhone』--次期モデルに関するうわさまとめ」を参照してほしい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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