ケイエスワイは2月21日、シングルボードコンピュータ「Raspberry Pi Zero(ラズベリーパイ ゼロ)」の取り扱いを開始したと発表した。希望小売価格は650円(税別)。2月24日夕方以降から発売予定で、1人1点の限定販売となる。
Raspberry Pi Zeroは、2015年11月27日に「Raspberry Pi Foundation」が発表したARMプロセッサ搭載のシングルボードコンピュータ。5ドルという低価格が特徴で、Raspberry Piシリーズへの入門モデルという位置づけから、既存モデルとは異なる供給マーケットや流通の関係上、一部の国での発売にとどまっていた。
CPUは1GHzのシングルARMコアで、メモリは512MB。ストレージ用としてmicro SDスロットを搭載。インターフェースは、mini HDMI、On-The-Goに対応したmicro USBポート、給電用のmicro USBポート、40ピンのGPIOピンヘッダなどを搭載している。
日本国内では、Raspberry Piの本来のターゲットである教育分野、小中学生への浸透が英国などに比べ遅れているという。そこで、より低価格で扱いやすく、コンピュータテクノロジやプログラミングを体験できるモデルとして、国内販売を決定したという。
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