ソニーは2月21日、最大書き込み速度299MB/秒と読み出し速度300MB/秒のSDXC/SDHCカード「SF-Gシリーズ」を発表した。128Gバイト「SF-G128」(想定税別価格:4万9000円前後)、64Gバイト「SF-G64」(同:2万5000円前後)、32Gバイト「SF-G32」(同:1万5000円前後)を、4月24日に発売する。同日、UHS-II対応のSDカードリーダ「MRW-S1」(同:3000円前後)も発売する。
SF-Gシリーズは、最大書き込み速度299MB/秒と読み出し速度300MB/秒を実現。UHS-II対応の高性能一眼カメラなどで高解像度画像の高速連写をする際、連写時間の延長や、連写を再開するために必要なバッファ開放時間の短縮が期待できるという。
ソニー独自のアルゴリズムにより、書き込み時の速度低下を抑え、高速で安定した書き込みが可能。繰り返し連写を行う場合でも、連写の高速性能を長く維持できる。300MB/秒の高速読み出しにより、高解像度写真や4Kビデオファイルなどの大容量データでも、短時間でPCへのバックアップが可能となる。
IPX7準拠の防水と、落下、ひねり、挿抜耐久性に加え、マイナス25度から85度の耐温度と、ISO7816-1準拠の耐X線性能を備える。CPRM技術による著作権保護機能も搭載した。購入特典として、RAW画像や4Kビデオファイルにも対応した、データ復旧ソフト「Memory Card File Rescue(メモリーカードファイルレスキュー)」を無償で提供する。
MRW-S1は、UHS-II対応のSDメモリーカードリーダー。USB 3.1 Gen 1対応のPCに接続することで、SF-Gシリーズに保存した写真やビデオなどの大容量データを、高速に転送することが可能だ。
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