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アップルのAR警戒せず?--マイクロソフトの次期「HoloLens」は2年後か

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 佐藤卓 吉武稔夫 (ガリレオ)2017年02月21日 11時53分
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 Microsoftは、2017年前半の発売が見込まれていた「HoloLens」ヘッドセットのバージョン2のリリースを中止し、バージョン3を2019年に発売する決定を下した可能性がある。

 この決定は、Thurrott.comのBrad Sams氏が米国時間2月19日に報じたものだ。同氏は複数の情報筋の話として、次期HoloLensのリリースは2年後の2019年になると伝えている。

 Sams氏の記事について、Microsoftは肯定も否定もしなかった。同社の広報担当者は、「くだらないロードマップなど必要ない」と言わんばかりに、次のようにコメントしている。

 「複合現実(MR)はコンピュータの未来であり、MicrosoftのHoloLensは、MRの未来と現在を体現するものだ。われわれの取り組みにロードマップは必要ない」

 Microsoftが拡張現実(AR)ヘッドセットのHoloLensを初めて披露したのは、2015年初めのことだ。その際、同社の幹部らは、HoloLensの最初のターゲットをゲームや消費者ではなく企業に定めることに決めていた。そして2016年には、「Development Edition」(3000ドル:日本での販売価格は33万3800円)と「Commercial Suite」(5000ドル:日本での販売価格は55万5800円)の2種類のバージョンを発売している。

 だが、2016年の夏になって、MicrosoftはHoloLensに関する話の内容を修正し始めた。ホログラフィックデバイスの未来はARよりもMRにあると強調するようになったのだ。MRという用途なら、ユーザーはHoloLensヘッドセットをスタンドアロンで使用するだけでなく、「Windows Holographic」シェルを搭載したサードパーティー製のもっと安価な仮想現実(VR)ヘッドセットをPCに接続して利用することもできるだろう。

 Sams氏が情報筋の話として伝えたところによると、Microsoftがバージョン2のリリース中止を決めたのは、AppleやMagic Leapといった競合相手のARデバイスが、今から1年や2年では脅威となりそうにないからだという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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