サムスンの「Galaxy Note7」は燃え上がったが、同社の評判は地に落ちた。
市場調査会社Harris Pollは米国時間2月20日、毎年恒例の企業評判ランキングでサムスンが49位になったことを発表した。米国の有名企業100社の評判を格付けする同ランキングで、サムスンは2016年には7位に入っていた。
評判が急落した最大の原因はGalaxy Note7だろう。Galaxy Note7は同社の主要スマートフォンの1つで、2016年秋に発火や爆発を引き起こした。何度かのリコールと航空会社による禁止措置を経て、未回収の端末を事実上使用不能にする最終的な「死のアップデート」が配信され、Galaxy Note7は終焉を迎えた。
サムスンの関係者にコメントを求めたが、すぐに回答を得ることはできなかった。
2017年の企業評判ランキングで1位になったのはAmazonだ。同社は9年連続でトップ10にランクインしている。ほかのテクノロジ企業では、Apple(5位)とGoogle(8位)、Tesla Motors(9位)が上位に入った。
このランキングは、米国の3万人以上の成人を対象とするオンライン調査の結果に基づいており、社会的責任、感情へのアピール、製品とサービス、ビジョンとリーダーシップ、業績、職場環境の6つの基準で企業の評判を分析する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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