NHKは2月20日、気象情報の手話CGを自動生成するシステムを開発し、そのわかりやすさなどを評価できるサイト「気象情報手話CG検証サイト」を開設した。
これは気象庁から発表される電文をもとに、手話CG動画を自動生成し、関東7都県の気象情報を5時、11時、17時の1日3回自動生成するというもの。
CGは、手話通訳士の動作をモーションキャプチャで記録し、基本的な手話動作や表情などをあらかじめ用意。聴覚に障害がある人や手話通訳士の意見を参考に作成した天気予報の手話表現をベースに、気象庁から発表される「晴れ」「10度」などの日々変化する天気や気温のデータと基本動作を表すCGを組み合わせることで、手話CGの動画を自動的に生成する。
今後は対象地域の拡大や緊急時の警報などの提供も検討し、人にやさしい放送技術の研究を進めていくとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス