最後にFR200のアプリ「EXILIM Connect」。FR200自体にディスプレイがあるので、基本的にスマートフォンとの連携では、写真の転送がメインとなるが、一応リモート撮影もできる。転送した写真はこのアプリではなく、写真管理アプリ「EXILIM ALBUM」を使用する。EXILIM ConnectにEXILIM ALBUMのリンクがあるので、アプリ間の移動は手間なくできる。ただ、EXILIM ALBUMで360度写真を再生するのは手順をしっかり理解していないと到達できない。やはり再生も含めてスマートフォンとの連携はあまり重視していない印象だ。
スマートフォン自体の機能や接続する場所の電波の混雑具合などにもよるが、おおむね360度カメラとスマートフォンをWi-Fiで接続し、それを維持するのは難しい。そういう意味で言えば、スタンドアローンで使え、Wi-FiもつなぎやすいTHETAが使いやすく感じる。動画の場合は撮影状況をそこまで確認する必要もないが、静止画の場合はリモート撮影がかなり重要になるので、改善を求めたいところだ。
スマートフォンと360度カメラのWi-Fi接続がしにくい場合は、スマートフォンを機内モードにするとつながりやすくなる。スマートフォンの設定から飛行機のアイコンをタップし、機内モードをオンにする。これによりあらゆる通信が遮断されてしまうが、この状態でWi-FiやBluetoothのアイコンをタップすると、Wi-FiやBluetoothの機能が使えるようになる。
モバイル通信などの通信を切ることにより、Wi-FiやBluetoothがつなげやすくなるのだ。本来はどうしてもつながらない時の裏技的な使用方法だが、機種によっては接続する場合は必ず機内モードを経由してつなげるようにする方が時間のムダが省けるかもしれない。使用し終わったら、必ず機内モードをオフにするのを忘れずに。
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