Microsoftは、「Cortana」が電子メールの内容を基にリマインダを提案するという新機能を米国で提供開始する。同社はこの機能を2016年1月に発表していた。
Microsoftは2016年、Cortanaが先回りしてリマインダを提案できるようにすることで、リマインダ機能をよりスマートにする計画を示していた。具体的には、(ユーザーが許可した場合)Cortanaがユーザーの送信する電子メールに基づいて、リマインダを見直したり、新しいリマインダを提案したりできるようにすると述べていた。
Microsoftは機械学習技術を利用して、時間の約束(「今日中にこのブログ記事を書き上げます」など)を伴う電子メール内の記述を識別している。Cortanaは、その記述に基づいてリマインダを設定したいかどうかをユーザーに先回りして尋ねてくる。
Microsoftは米国時間2月9日、Cortanaのリマインダ提案機能を米国で「Windows 10」向けに提供開始すると述べた。「iOS」および「Android」は、「今後数週間のうちに」サポートするという。この機能は現在、「Outlook.com」と「Office 365」の企業および教育機関向けメールアドレスに対応しているが、その他の一般向けメールサービスも「近いうちに」サポートするという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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