パイオニアとオランダの地図プロバイダーであるHEREは2月8日、次世代位置情報サービスについて提携したと発表した。それぞれが保有する地図と自動車関連技術などを組み合わせ、グローバルな標準地図の相互提供と自動運転用高精度地図ソリューションの提供に向けた取り組みを進めていくという。
具体的にはHEREとパイオニアの100%子会社であるインクリメント・ピーが保有する地図データを相互利用していく計画。HEREは、インクリメントPの日本向けナビゲーション地図データを利用し、グローバル地図サービスとして提供できるようになる。
両社は、パイオニアの走行空間センサ「3D-LiDAR」技術を活用し、自動運転用地図の更新、運用をする「データエコシステム」でも開発検討を実施している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス