「Galaxy S8」のAIは「Google Assistant」より多い7〜8カ国語をサポートか

Jessica Dolcourt (CNET News) 翻訳校正: 編集部2017年02月08日 11時24分

 「Galaxy S8」への搭載がうわさされる「Bixby Assistant」が当初から7〜8カ国語に対応すると、SamMobileが報じている。そうだとすれば、Galaxy S8ユーザーは「Google Pixel」ユーザーに一矢を報いることができるかもしれない。

 Googleのウェブサイトによると、Google Pixelの「Google Assistant」は現在、英語とドイツ語の2カ国語しかサポートしていない。同様にGoogle Assistantを使用し、より多くのスマートフォンで動作する「Google Allo」アプリは、英語とドイツ語、ヒンディー語、日本語、ポルトガル語の5カ国語をサポートする(Pixelスマートフォンでは、さらに多くの言語でGoogleの音声検索や「Google Now」を利用できるが、主に使用する言語を例えばスペイン語に変更すると、Google Assistant起動ジェスチャーは無効になる。

 独自のスマートAIアシスタントの発表は、サムスンと今後の「Galaxy」「Galaxy Note」スマートフォンにとって重要な動きだ。同社は、スマートフォンの世界の覇権をAppleの「iPhone」と争っている。Bixbyアシスタントの性能がGoogle AssistantやAppleの「Siri」、Amazonの「Alexa」(2月に初のAlexa搭載スマートフォンが登場予定)より優れていれば、サムスンはファンを獲得できるだろう。

 うわさによると、Bixbyは以下の機能を備えるという。

  • 決済を処理
  • ネイティブアプリを制御
  • カメラアプリを通して物体や文字を認識
  • 専用の起動ボタン

 サムスンのGalaxy S8は3月29日に発表され、4月中旬に発売される見通しだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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