楽天は2月7日、実店舗決済サービス「楽天ペイ」において、主要電子マネー14ブランドと「Android Pay」に対応したサービスを、夏に開始する予定だと発表した。
対応予定の電子マネーは、楽天グループの「楽天Edy」、交通系電子マネー9ブランド(「Suica」「PASMO」「Kitaca」「TOICA」「manaca」「ICOCA」「SUGOCA」「nimoca」「はやかけん」)、全国のセブン&アイグループなどで利用できる「nanaco」、イオングループの「WAON」(2018年サービス開始予定)、「QUICPay+(クイックペイプラス)」、「iD」となる。また、楽天Edyへの対応により「Android Pay」も利用可能。
同社では、近距離無線通信の国際標準規格であるNFCに準拠した決済サービス「Visa payWave」と「Mastercard コンタクトレス」、「J/Speedy」も将来的に開始予定であることから、訪日外国人旅行客の決済ニーズにも応えることができ、加盟店への積極的な送客が期待できるとしている。
これにともない、3月6日からクレジットカードと電子マネーの決済機能が搭載された「Rakuten Card & NFC Reader Elan(税込1万8800円)」を販売する予定。また、すでに旧端末を所有している加盟店や、電子マネーのみの導入を希望する加盟店を対象に、夏頃にNFCを搭載した電子マネー専用リーダー端末「Rakuten NFC Reader Piu(税込4980円)」を販売する。
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