1月24日~1月30日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。
2017年1月は、iPhone発表から10年、iPad発表から7年という節目の年を迎えている。そうした変化について書いた原稿が、CNET Japanに掲載された。
この10年間にわたって、人々の生活や思考パターン、行動パターンが変化した点について考えてみた。皆さんも、iPhoneを初めとしたスマートフォン移行の生活について、振り返ってみるよいきっかけになればと思う。
iPhone、iPadは、Appleが全てをコントロールするデバイスだ。ハードウェアはAppleがデザインし、Foxconnなどの中国の組み立て工場が製造する。
性能を左右するプロセッサはすでにAppleが独自に開発するものを使用しており、これと組み合わせるソフトウェアのiOSもAppleが開発。また、アプリ開発者に対してどのような機能を使って欲しいかを、APIの公開という形で舵取りしている。
iPhone/iPadと、Macが異なるのは、MacのプロセッサはIntelが製造しているという点だ。そのためしばしば、最適な製品のアップデートサイクルに、1世代前のプロセッサを採用せざるを得ないような状況も生まれている。
引き続きAppleは、よりコントロールしやすく、収益性が高いiPhone、iPadを中心としたビジネスモデルを立てていくことになるだろう。Macがこのエコシステムに参加する可能性もなくはない。
一方で重要なのは、iPhoneの次のパラダイムに、Appleがどのように関与できるかだ。もちろんあらゆる可能性がある。Amazon EchoやGoogle Homeのような据え置き型音声端末によるスマートホームの実現が、次の山になるかもしれない。
他方、モバイル世代からすれば、自宅という空間の重要性がその上の世代より低いため、スマートホームを主戦場とした争いの期間はさほど長くないかもしれない。確かに解決すべき問題は(特に米国の住宅では)たくさんあるのだが。
2017年は、このあたりを決める瞬間を迎えることになりそうだ。
iPhoneの発表から10年--生活の変化を振り返る(1/30)Appleは1月、米国でQualcommを提訴したことに触れたが、今度は中国でも提訴に踏み切った。10億元の支払いを求めている。この訴訟では、Qualcommが中国の独占禁止法に違反した点、そして標準必須特許を広く安価に提供しなかった点の2点を訴えている。
アップル、クアルコムを中国でも提訴--10億元の支払い求める(1/26)iOSにはバグ修正を施した新バージョンが登場している。またwatchOSにもアップデートが加えられた。その他に、パブリックベータ版がiOS、watchOS、macOSに登場している。
iOSではAirPodsをなくしてしまった際に見つけることができる機能が、watchOSには光度をより暗くするシアターモードが、そしてmacOSのベータ版には、iPhoneなどに搭載されているブルーライトカット機能「ナイトシフト」がそれぞれ搭載される。
アップル、「iOS 10.2.1」をリリース--バグを修正(1/25)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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