最新技術で次元を超えたアイドルお披露目も--「アイマス プロデューサーミーティング」 - (page 2)

佐藤和也 (編集部)2017年01月30日 19時45分
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 このほかにも朗読劇「765プロ大感謝祭」が披露。内容は、次のイベントに向けた準備を3班に分かれて進めていくというもの。合間合間にゲームでもおなじみの選択肢が登場し、サイリウムを振るか振らないかによって選択。展開が変化するという参加要素も設けられていた。台本にないであろうアドリブやむちゃぶりともいえる掛け合い、一発ギャグ、セクシー(?)なポーズや全力のあざとい演技などがふんだんに盛り込まれ、場内は終始笑いに包まれていた。その一方で締めくくりには、ゲームにおいて最初に入手するアイテムである「お姫さまティアラ」をつけてイベントに臨むという決意が語られるなど、少し涙腺を緩ませるようなシーンも用意されていた。

  • 朗読劇「765プロ大感謝際」

 途中、劇中における助っ人が登場するところで、両日ともにサプライズが用意されていた。1日目には「アイドルマスター ディアリースターズ」における876(バンナム)プロのアイドル・秋月涼を演じる三瓶由布子さんが登場。この涼は、若林さん演じる律子のいとこにあたることから、2人による軽妙なやりとりが展開されたほか、涼の口癖「ぎゃおおおおん!」も生で披露されるなど大いに盛り上がっていた。

 2日目には、「アイドルマスター ワンフォーオール」における、765プロのライバルアイドル・玲音(レオン)を演じる茅原実里さんが登場。お芝居の指導を行うという流れから、架空のかぐや姫を月に連れ戻す「帝国の女王」を威厳たっぷりに表現して見せ、こちらも大いに盛り上がっていた。

 今回のライブ衣装に身を包んだ765プロのアイドルたちによる、会場だけのライブステージ映像が上映されたのち、キャスト陣によるライブコーナーが開始。その幕開けはゲストによるソロ曲が披露された。

 1日目は三瓶さんによる涼の持ち歌「Dazzling World」。この曲の披露は、2010年に開催されたCD発売記念イベント以来であり、当時は数百名の規模でゲームサイズのショートバージョンが歌われたのみ。7年越しとも言える初めてのフルバージョンを大規模会場で披露すると歓声が沸き上がっていた。2日目は茅原さんによる玲音の新曲「アルティメットアイズ」を初披露。初出演し鮮烈な印象を残した9thライブツアー東京公演とくしくも同じ会場で、抜群の歌唱力で歌い上げ、場内を魅了した。

  • 「Dazzling World」

  • 「アルティメットアイズ」

 765プロのキャスト陣による、会場がノリノリになれる「ザ・ライブ革命でSHOW!」初披露を皮切りに、ユニット曲「Miracle Night」、「僕たちのResistance」「アマテラス」の3曲を立て続けに披露。また、新曲「紅白応援V」では、場内の「ファイト!ファイト!紅組ファイト!」「ファイト!ファイト!白組ファイト」という声援を、後日発売されるCDに音源として取り入れる試みも行われた。そして、「アイドルマスター プラチナスターズ」のテーマ曲である「Happy!」、長く歌い続けられている「THE IDOLM@STER」で締めくくった。

  • 「ザ・ライブ革命でSHOW!」

  • 「Miracle Night」

  • 「僕たちのResistance」

  • 「アマテラス」

  • 「紅白応援V」

  • 「Happy!」

 前述のように、近年では関連作品も含めてアイドルマスターシリーズのキャスト陣による大型イベントといえば、本格的なライブが主体となっていた流れから見ると、今回のイベントは一転したかの内容であり、キャスト陣自ら“殴り合い”と表現するほどのむちゃぶりを含めたトークは珍しく映ったかもしれないが、展開初期のころのイベントやライブでは比較的ゆるい雰囲気のアットホームな感覚を味わえるもので、当時を知る筆者から見ると、むしろ懐かしささえ感じさせるもの。2日目の終盤のあいさつでたかはしさんがイベントを「温故知新」と表現していたように、昔ながらのイベントの雰囲気と、長年積み重ねた経験によるライブパフォーマンス、そして最新技術が融合したような内容となっていた。ひとつの到達点でもあるドームライブを実現した2015年の10周年記念ライブを“クリア”した765プロが、能力をそのまま引き継いで“ニューゲーム”をしてやり直したあとのファーストライブ、というような印象を持ったのが率直な感想だ。

  • 「THE IDOLM@STER」

 また、あまり触れられていないであろう箇所で筆者が印象的だったシーンのひとつに、765プロのアイドルたちのステージ映像で、1日目に流れていた亜美真美の2人が「Do-Dai」を歌っていたシーンを挙げておきたい。筆者お気に入りのアイドルということもあるが、今でこそ2人がステージに立つシーンは珍しくないが、初代作のときには、双海亜美として2人が交代でアイドルの仕事をしているという設定があったため、一緒のステージに立つことができない時代があった。そのときを思い返すと、大規模会場の大きなモニタ上で躍動し、会場一面が黄色いペンライトの光で染まる光景は感慨深いところがあった。会場では765プロのアイドルの映像でも、キャスト陣の歌唱と同様にペンライトを振ってコールを入れながら盛り上がっていたことは付記しておきたい。こうした光景を見るに、BanaCASTを活用したアイドルのステージと、そこで盛り上がる光景も見てみたいと思った次第だ。

 終盤のあいさつでは、キャスト陣にとっても全員そろうことが特別であること、そしてそろってステージに立てたことが幸せと口々に語られた。すでに10年以上経過してなお勢いが衰えないコンテンツとなっているなか、中村さんが「どれだけ続けられるかな? みんなが望んでくれる限りだよね!」とコメントすると、大歓声がわき上がった。そんな光景を見るに、新たな一歩を踏み出すためのイベントだったように感じた。

  • 「THE IDOLM@STER PLATINUM MASTER ENCORE 紅白応援V」ジャケットデザイン

 今後の展開としては次なる大型イベントやゲーム新作などの情報はなかったものの、スマホゲーム「スーパーロボット大戦X-Ω -」に、アニメ版のスピンオフ作品である「無尽合体キサラギ」が期間限定で参戦することや、765プロのキャスト陣も一部出演する、台湾での「THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS First Time in TAIWAN」について、全国47都道府県をはじめ、韓国と香港でもライブビューイングを実施すると発表した。また歓声が収録されたCDは「THE IDOLM@STER PLATINUM MASTER ENCORE 紅白応援V」として、3月29日に発売される。

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