最新技術で次元を超えたアイドルお披露目も--「アイマス プロデューサーミーティング」

佐藤和也 (編集部)2017年01月30日 19時45分
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 バンダイナムコエンターテインメントは1月28~29日、同社が展開する「アイドルマスター」をテーマとするイベント「THE IDOLM@STER PRODUCER MEETING 2017 765PRO ALLSTARS -Fun to the new vision!!-」を、東京体育館にて開催した。

  • 765プロキャスト陣が勢ぞろいした

 アイドルマスターシリーズではキャスト陣による大型イベントが恒例となっており、長年シリーズを彩ってきた765プロのキャスト陣では、例年アニバーサリーイベントとして歌唱を主体としたライブを行っていた。今回はその冠を外し「PRODUCER MEETING」として、トークや朗読劇など企画要素を多く盛り込み、その上でライブも織り交ぜた内容となっていた。

アクターの動きをリアルタイムで反映して声をあてる“次元を超えた”アイドルの表現

 タイトルに「new vision」ともあるように、新たな試みが取り入れられていた。その中の一つとして、アクターの動きをステージ上のモニタに表示されているCGキャラクターにリアルタイムで反映させ、声優が声をあててあいさつをしたり語りかけるという、拡張現実(AR)と思わせるシーンが披露された。

  • 「BanaCAST」天海春香デモ画像

 同社によれば、これはバンダイナムコスタジオによる「BanaCAST」(BandaiNamco Character Streaming Technology)と呼ばれる技術で、最新のモーションキャプチャ技術とリアルタイムCGキャラクターを活用したインタラクティブなライブコンテンツの提供サービスとして開発されたもの。その場に実在するかのように反応するCGキャラクターによって、次元を超えた一体感を感じる世界を作り上げ、CGキャラクターとインタラクティブな対話や触れ合いを生み出す新たな体験の提供が可能になるとしている。

 イベントでは、冒頭のあいさつでリアルタイムで動くキャンプウエア姿の天海春香が登場し、声優の中村繪里子さんが声をあてる形で観客に語りかけたり、春香がその場でターンをしてみせるといったシーンを披露。収録映像ではなく、次元を超えてキャラクターがステージに立ったかのような、新しい未来の可能性の提示ともいえる様子に、観客も沸き上がっていた。今回は1人のあいさつのみで、今後の具体的な展開については触れられなかったが、収録映像の上映ではない形でのキャラクターによるイベントやライブといった展開を予感させるものとなっていた。

765プロキャスト陣が勢ぞろい!企画要素満載のトーク&ライブ

 今回のイベントに出演したのは、天海春香役の中村繪里子さん、如月千早役の今井麻美さん、萩原雪歩役の浅倉杏美さん、高槻やよい役の仁後真耶子さん、秋月律子役の若林直美さん、三浦あずさ役のたかはし智秋さん、水瀬伊織役の釘宮理恵さん、菊地真役の平田宏美さん、双海亜美・真美役の下田麻美さん、星井美希役の長谷川明子さん、四条貴音役の原由実さん、我那覇響役の沼倉愛美さんの12人。「765PRO ALLSTARS」の名の通りにフルメンバーが顔をそろえた。そして全員そろったのは、実に2012年に行われた7周年記念ライブ以来のことという。特に若林さん、仁後さん、長谷川さんは久しぶりの大型イベント出演とあってか「お帰り」という声援も飛び交っていた。

 前述のように、今回は企画要素が随所に盛り込まれており、ファンである“プロデューサーさん”参加型のイベントとなっていた。事前に「みんなで選ぶ!イベントオープニングソング」と題し、オープニングナンバーを“プロデューサーさん”が決める投票企画が実施され、1日目には2位だった「チェリー」、2日目には1位だった「団結」(実際の歌唱は「団結2010」)を披露。どちらも長年展開されたライブでも歌われることがなかった楽曲だけに、両日とも冒頭からどよめきと歓声が沸き上がり、盛り上がる中でキャスト陣が歌い上げた。

  • 「チェリー」

  • 「団結2010」

 プロデューサーさんによる事前アンケートをもとにトークを行う「プロデューサーズボイス」では、アニメ版プロデューサー役の赤羽根健治さんを交えて、さまざまなアンケート結果が公表された。

  • 「プロデューサーズボイス」(1日目)

 1日目ではユーザー属性といえるデータが公開。20代が半数以上を占めているほか、プロデューサー歴は6~9年と4~6年で約3割ずつ、男女比がおおむね8対2といったものとなっていた。またシリーズにおける好きなジャンル展開についてはゲーム、イベント、アニメ、CD、ラジオがおおむね同程度という、バランスの良さも特徴的だった。ほかにも「仕事でミスをして、元気になりたい時に聴きたい曲」(1位は「ポジティブ!」)、「ライブでコールが楽しい曲」(1位は「自分REST@RT」)、「アイドルマスターの楽曲でオススメの曲を聞かれて教えてあげる曲」(1位は「READY!!」)といった質問のランキングが公表された。

  • 「プロデューサーズボイス」(2日目)

 2日目には、「通勤時間中に聞きたい曲」(1位は「READY!!」)に加え、冒頭のイベントオープニングソングにおけるランキングも公表。アーケード版テーマソング「THE IDOLM@STER」、アニメ版オープニングソング「READY!!」、劇場版主題歌「M@STERPIECE」など耳なじみのある人気曲も軒並み上位に入っていたが、それらを抑えてチェリーと団結が入っていたことについて、7周年記念ライブ以降に全員で歌われていない曲へ票が集まる傾向があったと触れていた。

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