ランサーズやfreeeなど23社は1月26日、フリーランスを支援する事業者が、フリーランス個人とともに組織する「フリーランス協会」を任意団体として設立したと発表した。
Waris、ランサーズ、クリエイターズマッチ、サーキュレーション、ブランニュウスタイル、freeeが理事・幹事となり、エンファクトリーやパーソルテクノロジースタッフなど合わせて23社が参画する。フリーランスの個人と企業が連携した団体は国内初だという。
1月26日より個人会員(無料メルマガ会員)の募集を開始し、4月に社団法人化と個人会員(正会員)の募集を開始する予定。2017年度中に、1万人規模の個人会員の入会を見込んでいる。
同協会では、フリーランスの認知向上のための啓発活動として、フリーランスに関する調査・研究(定点観測)、フリーランスに関する情報発信(ウェブ、メルマガ、白書など)、フリーランスをテーマとしたイベントの開催(トークセミナー、エキスポなど)などを実施する。
また、フリーランスの事業およびキャリア形成支援(一部は対象は正会員のみ)として、フリーランス向けベネフィットプランの開発(融資・ローン、人間ドッグ、保険、共働き支援など)、事業支援サービスとの提携(コワーキングスペース、法務・会計・事務サポートなど)、コミュニティ形成とネットワーキング支援(職種・地域毎の分科会、懇親イベントなど)、スキルアップ・キャリアアップ支援(専門スキル、間接ビジネススキルのセミナーなど)、信頼性向上(認定ロゴ、認定資格制度など)などを進める。
さらに、フリーランスの労働環境改善・向上に向けた政策提言として、ガイドライン策定に関する政府・自治体への働きかけや制度改正(社会保障、労働法、税制など)の提案もしていくという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス