KDDIとハウステンボス、来園者に“新たな体験”を提供するパートナーシップを締結

 KDDIとハウステンボスは1月19日、コンシューマサービス分野におけるパートナーシップについて、MOU(覚書)を締結したと発表した。

 今後、ドローンなど新技術を活用したコンシューマ向けの新たな体験価値を提供するため、ハウステンボスの施設・アトラクションと、KDDIの4G/5Gネットワークやクラウドサービスなどを組み合わせて、実証実験やサービス検討を進めるという。

 取り組みの第1弾として、2月17~19日にハウステンボスと日本ドローンレース協会が開催する、日本初の夜間ドローンレース「ジャパン・ドローン・チャンピオンシップ in ハウステンボス」に協賛。通信を活用した、より魅力的なドローンレースの実現に向けた取り組みを検討するという。

 このドローンレースは、機体に搭載されたカメラの映像をヘッドマウントディスプレイで見ながら、パイロットがドローンを操縦。機体の最大時速は150キロメートルを超えるという。その他、目視飛行レーシングやLEDイルミ―ションの空撮コンテントも実施する。

「ジャパン・ドローン・チャンピオンシップ in ハウステンボス」
「ジャパン・ドローン・チャンピオンシップ in ハウステンボス」

 今後は、ハウステンボス来場者向けに、場内を背景に魅力的な映像・画像を撮影するドローン撮影サービスなどの実証実験を実施。さらに、スタートアップアクセラレーションプログラム「KDDI ∞ Labo」のノウハウを活用し、モバイルネットワークを利用する「スマートドローン」をテーマとしたアイデアソンを、2月18日・19日の2日間、ハウステンボスで開催するという。

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