アドバンスト・メディアは1月17日、会議や打ち合わせの発言を音声認識で即時テキスト化することで議事録作成ができる「AmiVoice スーパーミーティングメモ」を発表した。発売は2月1日。初期費用は29万8000円(税抜)で、月額費用は従量課金制(月額基本料2万9800円+会議録音時間1分ごとに20円)。3月末までに申し込むと、初期費用が9万8000円になるスタートキャンペーンを実施している。
AmiVoice スーパーミーティングメモは、建設、不動産業界向けの音声認識議事録作成プラットフォームサービス。OHSAS 18000(労働安全衛生)やISO(国際標準化機構)の取得に伴う会議の透明化やリスクマネジメント強化の一環として、事業主、施主、建築会社が集まる定例会議や分科会、打ち合わせなど、議事録作成が求められる建設、不動産業界で、人手や時間などの業務負担を軽減できるとしている。
建設、不動産業界に特化したディープラーニング技術対応の音声認識エンジンを使用し、専門用語や業界用語もスムーズに変換。各者の発言は、クラウドサーバを通して、リアルタイムで文字化されるため、会議後すぐに議事録作成ができる。
音声とテキストは自動で紐づいており、時系列に沿って発話が表示され、単語や発話者、重要発言などを検索表示することが可能。会議音声の録音、再生機能が付随しているため、ウェブブラウザのアプリケーション上から、誤認識部分の修正、編集ができる。
アドバンスト・メディアによると、一般的な議事録作成と比較し、最大50%の作業時間を削減できるとのこと。今後は幅広い業種、業態で、業務効率化に貢献するソリューションや顧客サービスの提供に力を入れていくとしている。
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