ディー・エヌ・エー(DeNA)は1月6日、ZMPと自動運転に関わる業務提携を解消する方針で合意したと発表した。
両社は、2015年5月に合弁会社としてロボットタクシーを設立。自動運転技術を活用したモビリティサービスの実現を目指し、実証実験などを実施していた。
提携を解消した理由についてDeNA広報部に確認したところ、両社では2020年の完全自動運転の実現を目指していたが、それを実現するまでのロードマップの引き方などロボットタクシーの運営方針の違いがあったという。両社別々の取り組みで進めていくことが最善だと考え、業務提携を解消する運びになったとしている。
また、DeNAのキュレーションプラットフォームに関する一連の問題とは全く別の事情だとしており、提携解消とWELQ問題の関連性を否定した。
なお、ロボットタクシーの法人および商標の扱いについては、今後両社で検討する。自動運転事業については、日産自動車を技術パートナーとして継続するとしている。
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