ZMPは12月8日、取締役会において、新株式発行および株式売出しの中止と、普通株式の東京証券取引所マザーズ市場への上場手続きの延期を決議したと発表した。
同社では、顧客情報の一部がインターネット上に流出したことを11月17日に発表。同社ダイレクトメールの送付先に登録されたリストの一部が、複数のインターネットサイトに投稿されていたという。当該情報は9124件。所属機関名、所属部署、担当者の氏名およびメールアドレスが含まれていた。
今回、改めて情報セキュリティ体制の見直しと強化、従業員教育の徹底などを図り、強固な体制を構築したうえで上場に向けた手続きを再開する必要があると判断。また、当該整備には時間を要するものと判断したことから、今回の手続き延期を決議した。
なお、現時点において、当該情報はインターネット上から既に削除されており、新たな情報流出の事実などは確認されていないという。
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