Microsoftは2016年10月に新型「Surface Book」と「Surface Studio」を発表したが、「Surface Pro 4」はアップデートしなかった。レノボの最新タブレット「Miix 720」は、 Microsoftが残したその穴を埋める製品といえる。
「Windows」を搭載する12インチタブレットであるMiix 720は、「Surface Pro」と同様に、取り外し可能なキーボードカバーに、タッチパッドと、150度まで角度を調整できる折り畳み式のキックスタンドが装備されている。しかし「Surface」とは異なり、キーボードは999ドルからの価格で提供されるMiixに付属している。
しかし、キーボードを付属させるだけではこの分野で先を行くMicrosoftに対抗できない。Miix 720は、2880×1920ピクセル解像度のディスプレイ(QHD+)と、最大2つのディスプレイに対応するThunderbolt 3ポートを備える。また、「Windows Hello」用の赤外線カメラを備えているため、顔認証でタブレットのロック解除が可能だ。
仕様としては、最大で第7世代のIntel「Core i7」プロセッサ、16Gバイトのメモリ、1テラバイトのPCIe SSDストレージ、Intel HD Graphics 620を搭載できる(ただし、そのように最大限の仕様を装備すると、価格は少なくとも最低価格の2倍以上に膨れ上がるだろう)。
加えてMiix 720では、「Windows Ink」に対応するレノボの新しい「Active Pen 2」が使用可能だ。さらに重要な点として、筆圧感知機能は4096レベルと、初代「Active Pen」の2倍、Surface Pro 4の1024レベルの4倍となっている。
現在のところ、Miix 720は4月初頭まで発売される予定はない。一方Active Pen 2は、2月に60ドルで発売される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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