まごころタウン静岡のPepperのメニューは「会話を始めます」「血圧を測ります」「顔を登録します」の3つ。Microsoft Cognitive Servicesの顔認識を使って登録を行うと、その人物と会話した内容を自然言語解析で分類、蓄積。次回からは顔認識が実行され、名前で呼ばれるようになる。
「血圧を測ります」では、タブレットで連携計測機器を管理し、血圧や脈拍のデータをPepperに受け渡し、顔を登録したユーザーの情報ごとに管理する。Pepperの胸の画面では、ユーザー自身が腕に血圧計を巻く手順が細かく画面解説される。
実際にPepperによる血圧測定を体験してみると、顔の登録から血圧測定までは比較的スムーズに進む。会話はまだ長く続かないが、「暖房が必要な季節になってきましたね~」「ボクにしか言えないことってつらいですよね」といった気の利いたセリフも飛び出し、介護施設向けにカスタマイズされた効果を感じた。
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