今週の連休から年末年始の休暇に入り、仕事を抱えたままバカンス旅行へ旅立つ人もいるだろう。ホテルで作業をするにしても、ノートPCは重いので持って行きたくない。しかし、スマートフォンやタブレットだけだと、文字が入力しにくくてストレスになる。
そこで、気軽に持ち運べて、テーブルなど平らな面があればどこでも使えるレーザー投影式キーボード「iKeybo」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
iKeyboは、テーブルなどの表面にレーザー光線で仮想的なPC用キーボードを投影し、指の動きを赤外線センサで検知して作動する。スマートフォンやタブレットとはBluetoothで通信するので、ケーブルを接続する必要が無い。サイズは2.09×3.11×1.67インチ(約5.3×7.9×4.2cm)、重さは2.5オンス(約70.9g)なので、気軽に持ち歩ける。
最大の特徴は、英語以外にスペイン語、アラビア語、中国語用のキーボードレイアウトが選べること。これなら、それぞれの言語固有の文字入力に苦労せず済む。さらに、ピアノの鍵盤も投影できるようになっていて、仕事の合間に仲間と音楽を楽しんだりできる。
PC用キーボードとしての使いやすさにも配慮しており、投影する各キーを一般的な四角形でなく、丸みを帯びた形にした。これにより、入力ミスが減り、より正確にタイプできるという。また、iKeyboの上部にはスマートフォンを置けるようになっていて、画面を見ながらタイプすることや、ビデオ再生に合わせて演奏することがしやすい。
内蔵バッテリの容量は2000mAhあり、10時間の連続使用が可能だそうだ。モバイルバッテリとして、スマートフォンなどの充電にも使える。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間2017年1月23日まで。記事執筆時点(日本時間12月19日12時)でキャンペーン期間は34日残っているが、すでに目標金額5万ドルの2倍を上回る約10万8000ドルの資金を集めている。
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