Leicaダブルレンズカメラ搭載--ファーウェイ、SIMフリースマホ「HUAWEI Mate 9」など - (page 2)

Leicaダブルレンズカメラを搭載したHUAWEI最上級モデルスマホ

 HUAWEI Mate 9は、第二世代となるLeicaダブルレンズカメラを搭載したHUAWEI最上級モデル。日本での「Mate」シリーズは、2014年発売の「Ascend Mate 7」、2015年発売の「Mate S」についで3機種目となる。


HUAWEI Mate 9

 新開発の「Kirin960」チップセットは、世界初となる、ARMの最新設計を採用したオクタコアCPUであり、CPUのパフォーマンスは同社従来比で18%アップ、電力効率は15%アップしているという。

 ゲームなどのグラフィックス性能も、同じくARM社の最新設計を採用したオクタコアGPUにより、同社従来比で180%のパフォーマンスアップ、電力効率も40%アップと、大幅に進化している。

 また、システムパフォーマンスを改善し続ける学習アルゴリズムと、ファイルの断片化を解消する新しいファイルシステムを採用。スマートフォンの長期間使用によるアプリの起動や切り替え、画面スクロールなどの速度、レスポンス低下を軽減し、使い始めの高速レスポンスを長期間保つことを可能にしたという。

 さらに、常に最適な電圧と電流で充電することで効率を高め、充電中の温度上昇を抑制。5重のゲートにより、リアルタイムで電流・電圧・温度をモニターする安全設計を採用した。急速充電では、20分の充電で約1日の使用を可能としており、大容量4000mAhのバッテリの搭載により、標準的な利用で2日以上の連続使用が可能となった。


充電中の温度上昇を抑制

 カメラ部の進化点として、1200万画素のカラー(RGB)センサと2000万画素のモノクロセンサを採用。進化したデュアルセンサによりディテール(陰影情報)を捉える性能が50%向上している。


カメラ部が進化

 光学手ブレ補正機構は写真だけでなく、4K動画の撮影時にも有効になった。

 4-in-1(フォーインワン)ハイブリッド・オートフォーカスは、一眼レフに採用されている像面位相差フォーカスを新たに追加。赤外線によるレーザーフォーカス、2つのカメラの視差を使って被写体までの距離を測るデプス・フォーカス、コントラストを検出してピントを合わせるコントラスト・フォーカスと4つのオートフォーカスの仕組みを撮影シーンに応じて最適に組み合わせ、素早く高精度なオートフォーカスを実現した。

 チップセットに内蔵した深度計算プロセッサも性能アップしており、消費電力のダウンの他、高速処理による性能アップで、より高速なフォーカスやより美しいボケ味を実現。「ハイブリッド・ズーム」機能により、ズームした画像もライカクオリティで撮影可能。

 5.9インチディスプレイを採用する前面は、狭額縁設計。96%の広い色域で優れた色の再現性と、1500対1の高いコントラス比を併せもつ視認性の高いパネルを採用している。


5.9インチのディスプレイ

 CPUは、HUAWEI Kirin 960 オクタコア(4×2.4GHz A73+4×1.8GHz A53)。メモリは、RAM4Gバイト/ROM64Gバイト。OSは、Android 7.0/Emotion UI 5.0。ディスプレイは、約5.9インチ、FHD(1080×1920dpi)。カメラは、メインカメラとして1200万画素カラーセンサ+2000万画素モノクロセンサ/サブカメラとして、800万画素。バッテリは、4000mAh。

 サイズは、約78.9mm×156.9mm×7.9mm。重量は、約190g。カラーは、シャンパンゴールドとムーライトシルバーの2色をラインアップする。


HUAWEI Mate 9 仕様表

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