Googleは、「Android 7.1」の最初のプレビュー版をリリースした。新型スマートフォン「Pixel」に搭載されるバージョンであり、現行の「Nexus 6P」「Nexus 5X」および「Pixel C」タブレットにインストールできる。
「Android Beta」プログラムに参加している「Nexus」の所有者は、アップデートをインストールして、ブルーライト軽減フィルタ「Night Light」やスマートストレージ、新しい通知パネル、アプリのアイコンを長押しして利用できるアプリショートカット、円形アイコンなどの機能を利用できる。Android Betaプログラムは、まだ参加受付中で、将来リリースされるプレビュー版のOTAアップデートが可能だ。
Googleは、12月の最終的な正式版リリースに先立ち、11月にもう一度プレビュー版の「Android 7.1」をリリースする計画を立てている。同社によると、現在の「Developer Preview 1」は、「デバイス特有の問題を探り出す」狙いがあるという。
アイコンの長押しで利用できる新しいアプリショートカット機能は、「iPhone 6s」以降の「3D Touch」に相当するもので、時間を節約するのに便利な機能だ。アプリアイコンを長押しすると、これまではアプリを開かないと利用できなかったよく使用するタスクが、ポップアップメニューで表示される。
開発者は、メディアアプリに「メッセージを送信」や「次のエピソードを再生」などのショートカットを追加できる。アプリごとに最大5個の静的または動的ショートカットを用意でき、ショートカットをピン留めしてランチャーに追加することも可能だ。
新しいショートカット機能は、円形アイコンとともにAPIレベル25に含まれる。GoogleがAPIレベル25を正式なものとしたことで、開発者はレベル25をターゲットとするアプリをテストしたりGoogle Playに公開したりできるようになった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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