グーグルは12月13日、Androidスマートフォン向けデジタルウォレット「Android Pay」の国内提供を開始した。同サービスのローンチは日本が9カ国目となる。
Android Payは、コンビニなどの会計時に、スマートフォンを電子マネーリーダーにかざすだけで決済できる手軽さが特徴。グーグルは、Android Payのパートナーとして楽天Edyと提携し、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドなど楽天Edyを導入している47万店舗以上で利用できる。
利用するには、Android 4.4以上を搭載し、「おサイフケータイ」に対応したスマートフォンが必要。専用アプリをGoogle Playストアからダウンロードすると、すでにモバイル楽天Edyを利用しているユーザーであれば、手持ちのアカウントをAndroid Payに連携できる。入金は、アプリからクレジットカードあるいは楽天Edy対応店舗での直接入金に対応している。
また、今回の楽天Edyとの提携により、Android Pay対応ポイントプログラムとして楽天ポイントカードも追加でき、一つのアプリで管理できる。なお、キャンペーンとして、Android Payに新規で楽天Edyを追加すると、期間限定で400円分のサインアップギフトが付与される。
2017年には、フェリカネットワークスとの連携により、Android Pay対応電子マネーの種類も増える見込みのほか、三菱東京UFJ銀行、VISA、Mastercardなどとの協力により、お気に入りアプリからのAndroid Payでのチェックアウトなど、より多くのサービスを提供する予定としている。
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