米ミシガン州のRick Snyder知事は、自動運転車のテストや使用に関する包括的な規制を州として定めることを認める法案に署名した。
ミシガン州は、米国でこの規模の法律を制定する最初の州となったが、ここに来るまでには長い時間がかかった。同州は、ハンドルまたは人間によるいかなる種類の制御手段も搭載しない車両を許可することになる。また、自動車メーカーやテクノロジ企業が無人の相乗りサービスを運営することも許可する。
ミシガン州はまた、Michigan Council on Future Mobilityを設立する。これは同州運輸局傘下の組織で、今後の政策や業界標準の策定に取り組むほか、コネクテッド車両のネットワークとデータ共有の規制を担当する。
General Motors(GM)、Ford Motor、Fiat Chrysler Automobiles、Google、トヨタ自動車、Uber Technologies、Lyftの各社は、同法案の策定に寄与した。これらの企業の多くは自動運転車開発の最前線におり、こうした状況でまさに求められる支援を行った格好だ。
現在のところ、簡単な国家的枠組みが用意されているが、免許の交付や規制の問題は依然として大部分が個々の州に委ねられている。現在自動運転車のテストが許可されている州は少なく、ミシガン州は新しい法律で、自動運転車に特に協力的な州となる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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